「ワンピース」メモ その１

以前、何冊か読んだ時には挫折した「ワンピース」を
ＧＷ中に読み始めた。

おもしろい！
でも、まだやっと10巻。

ルフィがバカなのが、以前はすごくイヤだったんだが、
そこがそもそもの肝で、そこがよさ（というか全てのカギを握る部分）なのか、
とわかってきた。

ナミのこともよくわからなかったが、
ようやくそんな事情があったのか、とわかってきた。

よく、これだけ、ひとりひとりに重たい話を背負わせてるな、
というのが、何よりも驚きでした。
ものすごく緻密にいろんなものが詰まったマンガだった。
（だから、意外にさらっと読めない…。）

サンジにしても。

ウソップにしても。

それを受け止められるのは、バカというレベルで、
純真な、一点の曇りさえない、真っ白な精神を持っているヤツじゃないと、
受け止めようがない。

本物のバカじゃなければ、誰からも信じてもらえることはできないな。
と思いつつ、読んでいる。


・今日の名言

ルフィ、魚人族のアーロンと戦いながら。

「俺は剣術を使えねェんだ、コノヤロー!!! 航海術も持ってねェし!!! 料理も作れねェし!! ウソもつけねェ!!　 俺は助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」 （そんなプライドもクソもねェてめェが一船の船長の器か!!? てめェにいったい何ができる!!!　とアーロンに聞かれて） 「お前に勝てる!!」

序盤の話はすべてこのセリフのため、というような、
ルフィという存在の、さらに「ワンピース」で伝えたいことが
すべて詰まったような、そんなセリフですね。

９巻、１０巻で、もう完全に大好きになってしまいました……。
いや、これはヤバイ!!

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